工場の仕事
仕事を始めるまえに
工場の仕事
ご注文に応じた出荷用定量を確認し、いかどの検査基準をパスした物のみを選りすぐり、必要分を計測してラインに出します。
人の技です!
計量は全工程の入りと出で必ずチェックします。
野菜は各工程を通り製品と成るのですが、洗浄、トリミング、カット、殺菌、乾燥、パッケージ等で入ったときと出たときで分量が増減します。水分に触れれば水を吸いますし、カットすれば体積が減りますし、乾燥させれば当然重量は減ります。
また、少しでも新鮮さを欠いたものはその時点で除きますので、オーダー出荷量に合わせて各工程を流れる野菜の量を調整してやる必要があります。
こうしたチェックを正確に行うことで、無駄なコストを省き製品の低価格化に繋がりますし、何より品質を保てます。その為の各工程全計量作業なのです。
しかし、問題になるのは野菜は生き物で、その日の顔色はいつも違うということです。自然からの恩恵である野菜の顔色を見定めて必要な分量だけ計り取るのは熟練の仕事なのです。
野菜についている泥や虫を落とします。
さらに、目視で汚れだけでなく混入物を取り除きます。
とても冷たい水なのです!
野菜を冷やすことで代謝を下げ品質を保つのは広く知られています。
このことを踏まえ、いかどでは全工程で野菜の温度が摂氏10度以下になるように操業していますが、通常の水の温度はこれより高いことが多く、例えば水道水を例にみてみると常温で摂氏15~20度もあります。
そこでいかどでは、チラー設備で摂氏10度以下に調整した冷水を使っています。
これで工場内での品質を保つだけでなく、野菜を芯まで冷やし込み、出荷後も野菜の温度が上がりにくいようにします。
まず、洗浄の工程をくぐり抜けてきた混入物(土や枯葉等)を取り除きます。
それから本カットに入る前にヘタや皮などの部分を取り除きます。
カット工程の始まりであるトリミングは設計図のようなもので、ここでの失敗は後々の工程に影響を与えますので、手抜かりは許されません。
社員は全員潔癖症!
もしカットの最中に包丁と野菜以外のものに触ったら、炭酸次亜水やアルコールで洗浄・消毒します。
御注文の形にカットします。ここは職人の腕の見せ所です。
全工程にいえることですが、野菜を傷つけると傷みが早くなります。
最小のタッチで正確に!やり直しの効かない真剣勝負です。
いかどは、美味しく安全な製品作りのために、常に技術を追い求め、職人の高いモチベーションを注ぎ込んでいます。
トイレだって清潔です
うっかり防止!!
トイレから出るときも、消毒機に手を入れアルコール消毒をしないと自動扉が開かないようになっています。
これでうっかり消毒を忘れることもありません。